Project OneNoteを半年ガチってみて良かったこと悪かったこと
Project OneNoteというか「ひとりProject OneNote」だけどsta.icon
良かった
箇条書きできるから
リンクで繋げられるから
画像挿入がかんたんだから
人に見せられる
permalinkがあるので、「これ見て」とかできる
ただし受け手にOneNoteアプリを使う程度のスキルが必要
慣れたらどうってことはないsta.icon
従来pptxつくって相談していたのを、onenoteで雑につくって相談する、にできる
望み通りに整理しやすい
セクション、ページ、サブページを駆使できればの話
1000ページくらいはいける
ただしScrapboxほど強くないので死んだテキストになりがち
「書き捨て常套!」「よく使うページはわかりやすい場所に移動してメンテ」くらいの気持ちで良いsta.icon
意外とブラウザの操作感に近づける
進む戻るボタン
タブブラウズはできないが、新しいウィンドウを開けばn枚にできる
悪かった
人を巻き込めない
備忘録の域を出ない
共有しにくい
以下2つが邪魔をする
permalinkが長すぎる問題
OneNoteアプリではないと見れない(ブラウザでページ見る、よりは敷居高い)
permalink長過ぎなくて、ブラウザで読めたらだいぶ楽なんだがなーsta.icon
これも面倒くさいが「PDFに変換して見せる」という手もある。。。sta.icon
文書化しにくい
Markdownだと to html とかすればいいが、OneNoteだとできない
to Markdownもできない
I/Fがないのでツールで自動化できない
コピペしてもクソみたいなゴミがついてる
書き心地が微妙によろしくない
コードの共有が絶望的
ハイライトされない
pre的に記載できない
GitLab wikiに書きなぐって共有、とかしないといけない
二次元空間にテキストエリアを配置する、という仕様なのでテキスト書くのに特化しづらい
テキストボックスが微妙にずれる問題
テキストボックスの横幅がウィンドウサイズに追従されない(横スクロールバーがつく)問題
細かいところでイラッとする
Scrapboxのリンク体験はほとんど得られない
OneNoteでページAにリンクするには、「文字列を範囲選択」「ctrl + l」「tabキー三回押して」「キーワード入力して」「出てきた補完を(一つ下のリストボックスから)選ぶ」とする必要がある
かなり手間sta.icon*2
[]で囲って補完する、を知ってるとくそだるい
ゆえに「小さな単位でつくられたページ」が乱立する感じになるsta.icon
あー、これ前も調べたぞってのをスムーズにつながってくれない
Scrapboxなら10秒もあれば繋がるのに
OneNoteだとなんだかんだ1分かけないといけない
そんなにかかると、まあ(リンクする手間は)惜しんじゃうよねsta.icon
ブクマできない
ブラウザツールではないので指定ページをブクマできない
ブクマできないので、セクションの先頭に「吉良野ワーク」とかつくって、ここにタスクとか書きなぐる感じになる
検索が弱い
AND検索ができない
検索画面があってタブでn個開けて、みたいなこともできない
そもそも検索画面がないんだよなsta.icon
etc
総合
一人用ノートとしてはローカルでMarkdownで書くよりも優秀
まとまった文章ではなく「箇条書きベース + 小さな単位でページ」でやる場合
ただしコード記述や convert to another format など苦手分野もある
人に見せる、議事メモ、共同編集するポテンシャルもある
ただしチームメンバーが使ってくれるかはコミュニケーション次第
個人的にはWikiやREADMEを書くリテラシーがない人には通じづらい印象
そういう意味では「markdown書いてもらう」くらいの敷居の高さと見ていい
Scrapboxほどの使いやすさは期待しちゃダメです